学校法人八戸工業大学

Hachinohe Institute of Technology, School Juridical Person

理事長あいさつ

学校法人八戸工業大学は、大学と二つの高校、附属中学校と幼稚園を擁し、平成28年(2016年)に創立60周年を迎えた伝統ある学校法人であります。

昭和31年(1956年)に現在の八戸工業大学第一高等学校の前身である「八戸高等電波学校」を設置して発足した本法人は、広く知識を求め社会における自己の役割は如何なるものかを深く認識し、高い倫理性をもって行動することの重要性を説いた「正己以格物」(己を正し以て物に格る)という言葉を建学の精神に掲げ、地域社会の発展に寄与する人材の育成をめざして日々教育研究活動に邁進して参りました。今では、八戸工業大学、八戸工業大学大学院、八戸工業大学第一高等学校、八戸工業大学第二高等学校、さくら幼稚園に約3,000名の学生・生徒・園児と教職員400余名が集う学園へと発展し、国内はもとより国際社会の平和と発展に貢献する有為な人材を数多く世に送り出しております。

現在、日本の国・社会が大きく揺れ動いています。教育を取り巻く環境も少子化やグローバル化の中で生き残りをかけた競争の時代に入り、将来を見据えて必要となる有能な人材を育成するために、今教育が果たすべき役割の重要性を痛感しております。本学園は、これまで時代の変化や社会のニーズに的確に対応しながら、北東北の明日を担う人材の育成に取り組み、地域と共に確実な歩みを進めて参りましたが、それを支えてきた学園共通の理念は、今日のような困難かつ不透明な時代にあってむしろ輝き、その存在意義は決して失われることがないものと確信しております。しかしなお、本学園は、次なる発展を目指して歩みを進めていかなければなりません。今後も伝統を尊重継承しつつ、教職員一同力を合わせて学園の発展を支えて参りたいと存じます。


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